建築家リノベーション#3
この空間は、もともとキッチンとリビングを壁で分断する間取り。
今回のリノベにより分断していた壁を取り払い、28帖の大空間のLDKへと生まれ変わらせました。
LDKへの扉を開けると、正面にコンクリートの天井梁を
木目で包み込んだ間接照明が灰茶色にデザインされた壁面を照らします。
大空間のLDKに大人の落ち着きをもたらす設計としました。
キッチンは大きなリビング空間に負けない存在感を出すためにアイランド型とし、ホームパーティーの時でも料理する人を格好良く見せると共に、
食事する人とも一体感を楽しめる空間に。キッチンに立つと、リビングの向こう側に大きなバルコニーが広がり都心の夜景が広がります。
バスルームは、マンションでありながら戸建て用の大きなものを採用し、男性でも十分に足を延ばして入浴できるものとしました。
また、入り口を強化透明ガラスとすることにより洗面室と一体となる高級ホテルのような空間としています。
洗面室はバスルームとの一体感を出すために純粋なパウダールームとなるように設計されています。
そのため洗濯室はパウダールームに近接するように設けられ家事導線を考えたデザインとなっている。
玄関や廊下の天井は、木の天井板を採用しLEDのダウンライトを配している。
廊下にも住む人が少しでも気持がよく暮らせるデザインとしている。